まわりに映画トークできる友達がいないのが、ちょっとした悩み。
神楽を熱く語れる人はそこらじゅうにいるんですが…。
ということで、前回の続き。
5位 「ワールド・ウォーZ」
低予算B級が相場のゾンビ映画を、
莫大な予算と、ハリウッドセレブのブラピ主演で作ると、こんな大作に。
どこかで見たようなシーンや、ありきたりな展開なんだけど、
他ではないスケール感が新鮮。
気持ち悪いシーンもないし、いつでもどこでも誰とでも楽しめます。
4位 「オブリビオン」
トム・クルーズ主演のSF映画。
まずなんと言っても映像がスゴイ!!
最近、CGなんて見慣れすぎて、たいてのことでは驚きませんが、
この作品の特殊効果はケタが違います。
映像に夢中になってたら、いつの間にか意外と奥深い物語に引き込まれてたり。
ランキングの中では最もカップル向きかなー。
3位 「許されざる者」
1992年のアカデミー賞に輝いたC・イーストウッドの名作「許されざる者」を、
(あろうことか)日本映画界が総力を上げてリメイク。
おそらく相当な覚悟で望んだであろう、製作側の熱意と愛情はしっかりと伝わってきました。
ただ、クライマックスの大立ち回りにおいて、スローモーションを使ったのが残念。
あれで全部台無しにしちゃったなぁと。
ボクにとっては許されざるシーンに…。
2位 「悪の法則」
前作「プロメテウス」が大不評に終わったリドリー・スコット監督。
次はどうするのかと思ってたら、いつのまにかこんな作品を。
豪華キャストにだまされた方、多数おられると思いますが。
人にすすめたくない映画、ダントツ1位。
見ないほうがいいです。
後味の悪さはこれ以上ないくらい、ストーリーも超複雑。
もしこの映画を面白いと感じた方、ぜひお友達になってください(笑)
1位 「ゼロ・ダーク・サーティ」
これは、ある一人の女性が、ある一人の老人を殺害するに至った実話を映画化したもの。
女性はアメリカCIA職員、老人の名前は、オサマ・ビンラディン。
911テロから10年、姿を消したテロリストをどのように追い詰めたのか。
誰も知らなかった物語を、当事者へのインタビューを元に作り上げた力作。
監督は前作「ハートロッカー」で、女性初のアカデミー監督賞に輝いたキャスリン・ビグロー。
とにかく徹底したリアルな映像は、ドキュメンタリーと見間違うほど。
正直、ここまで見応えある映画にはなかなかお目にかかれません。
個人的には2008年の「ダークナイト」以来。
ちなみにゼロ・ダーク・サーティとは、
ビンラディンの潜伏先に、特殊部隊が突入した午前0時半を指す専門用語だそうです。

アクション一色だった下位と違って、バラエティ豊かな上位ランキングとなりました。
今年もたくさん映画を見に行かなきゃ~。